銀の芽*Eriの紅茶日記
銀の芽紅茶店店主の紅茶日記
ダージリンへ
2006/11/27 20:04 [Mon]
日々欠かせないものとなっていたデジカメが、
あろうことか撮りたいものがあれこれある時期に壊れてしまいました!!
撮れることは撮れるんですけど、
ディスプレイに全く何も写らないため、今どんな撮影モードになっているかとか
今撮った写真の写り具合などなど、チェックができないのです。
修理から返ってくるには1週間ぐらい待たなくてはならないかも。。。
ああ、、長いなぁ。
でもふと思いました。
デジカメが登場する前のカメラといえば、
現像してみるまで、出来栄えなんてチェックのしようもなかったんですよね。
それが普通でした。
なのに、この数年ですっかり“すぐ見られる”のに慣れてしまい、
待つことが一層苦手になってしまったようです。
とはいえ、、、商品撮影が出来ないのは痛すぎる!
早く戻ってこないかな (ToT)
-------------------------------------
<ところで、“ダージリン”って?>
先ほど、我が家を建てるときにあれこれ非常に非常にお世話になった
住宅メーカーの営業さんが訪ねてこられました。
丁寧ですね、「3年目を迎えて住み心地はいかがですか?不具合はないですか?」と
聞きに、わざわざ顔を出してくださったのです。
その折、私が紅茶の仕事をしていることはご存知なので、そんな話題にもなり、
実は先月インド・ダージリンへ行ってきて・・・という話もしたのですが、
やはりこのことは知らなかった様子でした。
“紅茶の名前は、地名だ”ということ。
“ダージリン”という名前の紅茶は聞いたことがあって知っていても、
それが街の名前であることは知らない人が多いようで、
「ダージリンに行ってきたんだよ~」というと、
「ダージリンっていう場所があるの!?」という答えが何度返ってきたかわかりません。
よく名前を聞く、ダージリンとかアッサムとかセイロンとか。
これらはすべて地名や国名で、
(セイロンは、ご存知のとおりスリランカの旧国名ですね。)
その地域や国一帯で作られている紅茶の総称となっているのです。
今回私が行ったのは、北インド、ヒマラヤの麓のダージリンという街で、
ダージリンティーというのは、
その地域一帯で作られている紅茶のことを指しているわけです。

標高およそ2000m。山肌にへばりつくように街があります。
なにしろ上の写真のような場所ですから、行き着くには結局丸一日を要しました。
コルカタのホテルを出てから、飛行機で1時間、
悪路をバスで揺られること4時間以上。
途中、空港で停電したり(!)飛行機が遅れたりなどという、
インドでは当たり前といわれることも起こって。
“インドって、本当に停電するんだね!?”と、
日本のことを思えばとても貴重な体験に若干興奮 笑
「今、インドにいる」ということを強く実感することとなりました。
ではここで、道中の写真のほんの一部ですが、ご覧いただくことにしましょう(^^)/
この景色を見て、デリーやコルカタがいかに大都会だったかを知った私です。
バグドーグラの空港を出るとすぐに、鮮やかな緑輝く茶畑が両側に!

ダージリンへ向かっているのに平坦な茶園というこの景色は結構意外でしたが、
舞い上がるほどテンションがUPしたのは言うまでもありません(^^;
世界遺産、ダージリン ヒマラヤ鉄道の線路を横目に見ながら進みます。

だんだん上へ上がってきましたよ。
山一面、すでに茶畑です。

夕暮れはとてもきれいでした。

こんな車窓の景色を眺めながら、前後左右弾むように揺られ。
連日30度を超すコルカタを出るときは蒸し暑かったのに、日が暮れてからは肌寒くなり、
分厚いニットのカーディガンを手荷物から引っ張り出して着込みます。
やっとたどり着いたときには、辺りはすでに真っ暗。
バスを降りると、寒い!
でも、その寒さが、「いよいよ明日は茶園だぁ!!」という気持ちを
強くさせてくれます。
ホテルのお風呂は熱いお湯が出ず、部屋のヒーターが壊れていたりで
この日何度目かの“今、インドにいるんだ!”を実感。
棚から予備の毛布を出してきて、靴下まではいて、ベッドへ。
寝付けるか心配したものの、ここまでの旅で、すでに疲れがあったのでしょう、
寒さもどこへやら、深くぐーーっすり眠って。
気付けば、もう明け方になっていました。
さぁ、いよいよ念願だった茶園へ向かう日です!
・・・つづく
あろうことか撮りたいものがあれこれある時期に壊れてしまいました!!
撮れることは撮れるんですけど、
ディスプレイに全く何も写らないため、今どんな撮影モードになっているかとか
今撮った写真の写り具合などなど、チェックができないのです。
修理から返ってくるには1週間ぐらい待たなくてはならないかも。。。
ああ、、長いなぁ。
でもふと思いました。
デジカメが登場する前のカメラといえば、
現像してみるまで、出来栄えなんてチェックのしようもなかったんですよね。
それが普通でした。
なのに、この数年ですっかり“すぐ見られる”のに慣れてしまい、
待つことが一層苦手になってしまったようです。
とはいえ、、、商品撮影が出来ないのは痛すぎる!
早く戻ってこないかな (ToT)
-------------------------------------
<ところで、“ダージリン”って?>
先ほど、我が家を建てるときにあれこれ非常に非常にお世話になった
住宅メーカーの営業さんが訪ねてこられました。
丁寧ですね、「3年目を迎えて住み心地はいかがですか?不具合はないですか?」と
聞きに、わざわざ顔を出してくださったのです。
その折、私が紅茶の仕事をしていることはご存知なので、そんな話題にもなり、
実は先月インド・ダージリンへ行ってきて・・・という話もしたのですが、
やはりこのことは知らなかった様子でした。
“紅茶の名前は、地名だ”ということ。
“ダージリン”という名前の紅茶は聞いたことがあって知っていても、
それが街の名前であることは知らない人が多いようで、
「ダージリンに行ってきたんだよ~」というと、
「ダージリンっていう場所があるの!?」という答えが何度返ってきたかわかりません。
よく名前を聞く、ダージリンとかアッサムとかセイロンとか。
これらはすべて地名や国名で、
(セイロンは、ご存知のとおりスリランカの旧国名ですね。)
その地域や国一帯で作られている紅茶の総称となっているのです。
今回私が行ったのは、北インド、ヒマラヤの麓のダージリンという街で、
ダージリンティーというのは、
その地域一帯で作られている紅茶のことを指しているわけです。

標高およそ2000m。山肌にへばりつくように街があります。
なにしろ上の写真のような場所ですから、行き着くには結局丸一日を要しました。
コルカタのホテルを出てから、飛行機で1時間、
悪路をバスで揺られること4時間以上。
途中、空港で停電したり(!)飛行機が遅れたりなどという、
インドでは当たり前といわれることも起こって。
“インドって、本当に停電するんだね!?”と、
日本のことを思えばとても貴重な体験に若干興奮 笑
「今、インドにいる」ということを強く実感することとなりました。
ではここで、道中の写真のほんの一部ですが、ご覧いただくことにしましょう(^^)/
この景色を見て、デリーやコルカタがいかに大都会だったかを知った私です。
バグドーグラの空港を出るとすぐに、鮮やかな緑輝く茶畑が両側に!

ダージリンへ向かっているのに平坦な茶園というこの景色は結構意外でしたが、
舞い上がるほどテンションがUPしたのは言うまでもありません(^^;
世界遺産、ダージリン ヒマラヤ鉄道の線路を横目に見ながら進みます。

だんだん上へ上がってきましたよ。
山一面、すでに茶畑です。

夕暮れはとてもきれいでした。

こんな車窓の景色を眺めながら、前後左右弾むように揺られ。
連日30度を超すコルカタを出るときは蒸し暑かったのに、日が暮れてからは肌寒くなり、
分厚いニットのカーディガンを手荷物から引っ張り出して着込みます。
やっとたどり着いたときには、辺りはすでに真っ暗。
バスを降りると、寒い!
でも、その寒さが、「いよいよ明日は茶園だぁ!!」という気持ちを
強くさせてくれます。
ホテルのお風呂は熱いお湯が出ず、部屋のヒーターが壊れていたりで
この日何度目かの“今、インドにいるんだ!”を実感。
棚から予備の毛布を出してきて、靴下まではいて、ベッドへ。
寝付けるか心配したものの、ここまでの旅で、すでに疲れがあったのでしょう、
寒さもどこへやら、深くぐーーっすり眠って。
気付けば、もう明け方になっていました。
さぁ、いよいよ念願だった茶園へ向かう日です!
・・・つづく
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
http://ginnome.blog34.fc2.com/tb.php/153-b080599c
この記事へのトラックバック